
最近、プロジェクトに呼ばれることが増えてきたんですけど、正直、なんで自分が?って思うこともあって。

それは”巻き込まれ力”が育ってきた証拠かもしれませんね。
信頼される人ほど、自然と声がかかるものなんですよ。

巻き込まれ力?
巻き込む力じゃなくて、巻き込まれる力ですか?

そう。実は”巻き込まれる側”の姿勢が、キャリアを大きく左右するんですよ。
今日はその話をしましょうか。
この記事をおすすめする方
- 新しい職場に不安を感じながら飛び込んだ新人・中途採用の方
- 若手の可能性を引き出したいマネージャーや先輩社員
- 「待ち」の姿勢から抜け出し、もっと仕事を楽しみたい方
- 成長のきっかけを掴みたいすべてのビジネスパーソン
この記事で何がわかるか
「巻き込まれ力」という視点から、新人や若手が“与えられた仕事”を超えて活躍の場を広げる方法を解説します。
「自分にできることは何か?」と問いながら、信頼と成長を引き寄せるヒントを実例とともに紹介します。
与えられた仕事を超えて、「自分の役割」をつくる
新人や中途で入ったばかりの頃は、まず目の前の仕事を丁寧にこなすことが大切です。
しかし、それだけに慣れてしまうと「自分の価値を発揮する機会」が見えにくくなります。
いま求められているのは、ただの“即戦力”ではなく、「自ら関わり方をつくっていく力」。
- 「次に何を求められているのか?」
- 「自分だからできることは何か?」
こうした問いを持ち、仕事の“受け手”から“担い手”へと意識をシフトすることが、信頼される第一歩です。
チャンスは“困りごと”にある|「巻き込まれ力」を磨く
「自分から大きな仕事を取りに行くのはハードルが高い」、そんなときこそ意識したいのが「巻き込まれ力」です。
これは、リーダーや先輩の「困ってるんだよね」「こういうことやってみたいんだけど」といった“サイン”に敏感になり、「やらせてもらえませんか?」「手伝わせてください」と一歩踏み込む力のこと。
ポイントは「全部やります!」ではなく、「一部だけでも挑戦させてください」という丁寧な入り方。
この一歩が、信頼と存在感を育て、「自分だからこそできる役割」へとつながっていきます。
信頼される人の共通点とは?
私の職場にも、巻き込まれ力に長けた若手がいました。
彼は、日々の業務だけでなく、上司や先輩の「ちょっと困っていること」に耳を傾け、自ら声をかけてプロジェクトに入り込んでいきました。
その結果、多くの人とつながり、スキルや経験を積み重ね、誰からも頼られる存在へと成長していったのです。
彼に共通していたのは、「やってみます!」「一度考えてみますね!」と即座に前向きな言葉を返す姿勢。
それにより、上司たちは自然と彼に声をかけるようになり、困ったときに最初に相談される存在となっていきました。
一方で、「それって自分の担当ですか?」「まず業務内容を精査してから…」と慎重すぎる人は、どうしても機会を逃しがちです。
違いはスキルではなく、姿勢と一歩踏み出す勇気にあります。
こうして彼は今、自らチームを動かす立場となり、次の若手を「巻き込ませる側」として活躍しています。その原点にあったのが、「巻き込まれ力」という「土台」だったのです。

巻き込まれるっていうのは、ただの受け身ではないです。
”信頼される準備”はできている人にだけ、チャンスは巡ってくるんですよ。
まとめ
- 巻き込まれ力とは、信頼される人に共通する“姿勢”
- 与えられた仕事を超えて、自分の役割をつくる力
- 「困りごと」に敏感になり、丁寧に一歩踏み出すことが成長の鍵
新人だからこそ、経験が浅いからこそ、できることがあります。
まずは「それ、自分にやらせてもらえませんか?」と声にしてみましょう。
その一言が、あなたのキャリアを大きく動かすスタートになるはずです。

「巻き込まれ力」って、ただの受け身じゃなくて、信頼を引き寄せる力なんですね。

そう。
巻き込まれるってことは、”この人と一緒にやりたい”って思われれてる証拠なんだ。

じゃあ僕も、次のプロジェクトで”やらせて下さい!”って言ってみます!

いいね。
そうやって、どんどん信頼を勝ち取ってくださいね。