「変わらないこと」「変えないこと」には安心感があります。しかし、意識的に変化を取り入れることで、新たな視点を持ち、成長を実感できることがあります。大きな変化でなくても、日常の小さな工夫から得られる気づきは多いという話をしたいと思います。
挑戦のみによって可能性は広がる
コロナ禍やその後で、在宅勤務と出社勤務を行き来した方も多いと思います。それぞれの働き方の変化で、意外な良さと課題が見えたのではないでしょうか?
在宅勤務では、自分のペースで進められるため、慣れた仕事はどんどん進みます。しかし、不慣れな仕事では相談しづらく、孤独感を感じることも。また、誰も見ていない環境では、ついスマホを見てしまったり、家事に気を取られることが増えがちです。
一方、出社勤務では同僚の姿が見えることで雰囲気を察しやすく、ちょっとした相談がしやすくなります。しかし、集中しているときに突然話しかけられると仕事のリズムが乱れたり、周囲の雑音が気になったりすることもあります。私は、在宅勤務から出社に戻ると、仲間と一緒に働いているだけでモチベーションが上がるような、不思議な感覚を持ったこともあります。
このように、環境が変わることで働き方に対する視点が広がり、より柔軟な思考ができるようになります。
日常の変化から得られる気づき
ちょっとした習慣の変更でも、新たな発見があります。
- 朝早くの出社が生産性を向上させる
朝の静かな時間は、思っている以上に集中力を高めます。管理職の方の中には朝型の人も多いため、早く出社すると意外な会話の機会を得られることも。私自身、朝の時間を活用することで、「こんなに効率が上がるのか」と実感しました。 - 通勤経路を変えることで新たな刺激を得る
一駅分歩いてみると、体力維持にも役立ちますし、朝の運動が頭を活性化させる感覚を得られます。また、歩きながら街並みや通勤する人々を観察すると、普段は気づかない変化や刺激を感じることができます。 - 朝の自己啓発でモチベーションを高める
早めに出社する前に喫茶店などで読書や自己啓発をすると、同じように朝活をしている人たちの姿に触れ、刺激を受けることができます。こうした何気ない変化が、日々の仕事にも良い影響を与えてくれるのです。
変化を恐れず、挑戦を続ける
変化を試みても、すべてが成功するわけではありません。しかし、「何もしないまま変わらない」と思うのは、むしろもったいないことです。
- 現状維持は、絶えず変化している社会の中では、停滞ではなく「退化」している可能性がある
- だからこそ、何かを試し、良かったことは続け、うまくいかなかったことは修正していく
- このような変化を起点とした改善を積み重ねることで、確実に成長につなげていく
小さな挑戦でも、それを積み重ねることで、新たな可能性が開けていきます。
まとめ
変化を意識的に取り入れることで、新しい視点や気づきを得られます。
私が好きな言葉である「挑戦のみによって可能性は広がる」という言葉の通り、変化を恐れず、一歩を踏み出してみましょう。
その一歩が、この先の可能性を大きく広げるかもしれません。