今回は、上司から急に仕事のお願いをされたときに、どのように受け止めて行動するか?このような機会をいかにしてチャンスに変えるか?について紹介します。
急な仕事の依頼は日常的にある
職場では、突然の仕事のお願いをされることがよくあります。私も実際に、緊急対応をメンバーに頼ってお願いすることがあります。
このような時「○○をお願い」と言われて、そのまま「○○しました」と報告する。そんな経験、ありませんか?
それで十分な場合もありますが、実は上司が求めているのは、それだけではないことが多いのです。
依頼には様々な背景や意図が含まれている可能性があるため、報告がシンプルすぎると、以下のような追加の質問を受けることになりがちです。
- どうやって取り組んだの?
- 他に方法はあった?
- 他にやりかたは無かったかな?
せっかく対応したのに、細かく聞かれてしまうと残念ですよね。これは、報告の仕方を少し工夫することで改善できるポイントです。
お願いされたときに聞きすぎるのはNG
報告の工夫が必要だからといって、仕事をお願いされたタイミングで「背景は?」「やり方はどうしましょう?」「期限は?」「誰が詳しい?」と細かく聞きすぎるのも避けたいところです。
あまりにも質問が多すぎると、上司によっては「やりたくないのかな?」と受け取ってしまう可能性があります。そこで大切なのは、まず自分で仕事の目的を考え、素早く実行すること。
報告の仕方ひとつで信頼が増す
安心して仕事を任せてもらうためには、報告時の内容が重要です。ただ「やりました」だけではなく、以下のポイントを含めると、上司も納得しやすくなります。
- 依頼された仕事の目的と背景
→ なぜこの仕事を頼まれたのか、どんな意図があるのかを簡潔に説明する - どのように進めたか
→ 具体的なアプローチや情報の収集方法、判断の基準を共有する - 結果と今後の対応
→ どんな成果が得られたか、次に取るべき行動は何かを明確にする
このように報告すれば、上司は安心して仕事を任せられるようになり、「ありがとう!助かったよ!」と気持ちよく期待に応えることができます。
良い仕事の成果は、次の仕事につながる
正しく報告することで、上司は「この人に仕事を任せても大丈夫」と感じるようになります。これは、さらなる重要な仕事を任されるきっかけにもなるでしょう。
信頼を得る報告は、ただの業務報告ではなく、次のステップへの扉を開くもの。日々の報告を少し工夫するだけで、あなたの職場での評価がぐんと上がるかもしれません。
まとめ
突然の仕事の依頼があったとき、まずは素早く考え、実行。
そして報告時には「目的・背景」「進め方」「結果と今後の対応」を伝えることで、上司の信頼を得ることができます。
報告をただの義務ではなく、次の仕事につながるチャンスとして活用してみましょう。
そうすれば、あなたの仕事の評価が自然と向上し、より重要な業務を任されるようになるはずです。