あなたの気持ち、きちんと伝わってますか?

きゅう太郎
きゅう太郎

最近、回ってくる仕事「君にピッタリだね」って言われるんですけど、実は、なんかしっくりきてなくて…

ごん太
ごん太

なるほど。

周りからの“イメージ”と、自分の気持ちがズレているのかもしれないね。

きゅう太郎
きゅう太郎

やりたくないわけじゃないけど、なんか違う気がして…

ごん太
ごん太

その違和感、大事ですよ。

今日は“気持ちのすれ違い”について、少し話してみようか。

この記事をおすすめする方

  • 上司とのコミュニケーションにモヤモヤを感じている若手社員
  • 自分の気持ちや希望をうまく伝えられないと感じている方
  • キャリアの方向性に悩んでいる20〜30代のビジネスパーソン
  • 若手育成に関わる管理職・リーダー層

この記事で何がわかるか

若手が上司とのすれ違いを防ぎ、自分の気持ちや希望を伝えるための具体的な方法と考え方がわかります。
報告や相談の場で「気持ち」を添えるだけで、キャリアの流れが変わるかもしれません。

若手は“イメージ”でとらえられがち

職場では、若手が“イメージ”で判断される場面が少なくありません。

  • 彼はまだ経験が少ないから
  • 彼女はこの分野を知らないだろうから
  • 新しいことに取り組むのが好きそうだから
  • コツコツ丁寧に積み上げるタイプだよね

こうした“ラベリング”は、時に本人の気持ちとズレてしまいます。

きゅう太郎
きゅう太郎

自分の“キャラ”が勝手に決まっているときってありますよね。

『得意』と『好き』は、必ずしも一致しない

「君に向いてる」「得意そうだね」

そんな言葉をもらうと、つい「そうなのか」と思ってしまう。

でも、得意=好きではない。

むしろ、得意だからこそ任されるけれど、心が動かないこともある。

ごん太
ごん太

私も若い頃 “資料まとめるの上手いね” って言われて、毎週のように会議資料をつくっていました。

でも、全然ワクワクしてなかったんですよ。

きゅう太郎
きゅう太郎

少しわかる気がします。

仕事は進めることはできるけど、どこか気持ちが盛り上がらない、みたいな感じですよね。

気持ちと役割がかみ合うと、力は最大化する

仕事は「やりたい気持ち」と「与えられた役割」が噛み合ったときに、最大限の力を発揮します。

しかし、すれ違いがあると「なんでこの仕事、自分なんだろう?」という違和感につながります。

こうした、ただ “気持ちが伝わってない” だけで起きてしまう、ボタンの掛け違いはもったいないことです。

気持ちを伝えるタイミングと伝え方

理想は1on1やキャリア面談。でも、そんな場がない人も多い。

だからこそ、日常の報告や相談のタイミングで「気持ち」を添えてみるのが効果的です。

「この仕事、時間がかかってしまいました。でも、実はこの分野を極めたいと思っていて…」

この一言があるだけで、上司の見方が変わることもあります。

きゅう太郎
きゅう太郎

報告のときに、ちょっと気持ちを添えるだけでもいいんですね。

ごん太
ごん太

そう。気持ちを“添える”だけで、伝わり方が変わるんですよ。

上司も“気持ち”を知りたい

管理職は、部下の育成を数年単位で考えています。

でも、観察だけでは限界がある。

だからこそ、あなたの気持ちが伝わると、それは大きなヒントになります。

気持ちのすれ違いを感じたら、次の行動として「心を開いて話す」ことを考えてみてください。

それは、あなた自身のキャリアを動かす力になります。

ごん太
ごん太

メンバーが心を開いてはなしてくれると、上司は本当に嬉しいんですよ。

信頼されてるって感じるからね。

まとめ

  •  若手は“イメージ”で判断されがち
  • 得意=好きではないことを自覚する
  • 気持ちと役割がかみ合うと、力は最大化される
  • 日常の報告に「気持ち」を添えるだけで、すれ違いは防げる
  • 上司もあなたの気持ちを知りたいと思っている

違和感を放置せず、少しずつでも「気持ち」を伝えてみてください。

それが、あなたのキャリアの流れを変える第一歩になります。

きゅう太郎
きゅう太郎

今日の話、すごく腑に落ちました。

次の報告、ちょっと気持ちを添えてみます!

ごん太
ごん太

いいね。

気持ちを伝えるって、勇気がいるけど、きっと風向きが変わりますよ。