「逃げるから苦しくなる」は本当だった|先送り脱出の思考法とは?

ごん太
ごん太

きゅう太郎さん、なんだか浮かない顔ですね。

何か、うまくいってないんですか?

きゅう太郎
きゅう太郎

じつは…資料に手を付けられてなくて…
やらなきゃと思いながら、気付けば今日も放置していて…

ごん太
ごん太

先延ばししてもタスクは消えないですよね。

苦しさの正体は”逃げ”にあるのかもしれませんよ。

きゅう太郎
きゅう太郎

え?苦しいから逃げるんじゃなくて?

ごん太
ごん太

実は逆なんですよ。

”逃げるから苦しくなる”これを今日のテーマにしましょう。

この記事をおすすめする方

  •  先延ばし癖がついてしまい、仕事がうまく進まない
  • やる気はあるのに不安やプレッシャーで動けない
  • 人からの評価が気になって、一歩が踏み出せない
  • 自分を責めるループから抜け出したいと思っている

この記事で何がわかるか

「逃げたい」気持ちの正体を探り、先送りをやめるための具体的な考え方と行動のコツがわかります。

先送りはなぜ苦しくなる?

「やらなきゃ」と思いながらも、気づけばPCの前でYouTubeやSNS…という人も多いのでは?

先送りの理由は多くが「不安」「失敗への恐れ」「評価へのこだわり」

しかし、この逃げは一時的な安心をくれる代わりに、後から「自己否定」という重みを積み上げてしまうのです。

「苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ」 ーウィリアム・ジェームズ

心理学者ウィリアム・ジェームスの名言は、先送りの心理に鋭く切り込んでいます。

先送りの原因は、「よくわからない」「できるか不安」「失敗したらどうしよう」といった思い。

その結果、タスクは放置され、プレッシャーは増す一方です。

きゅう太郎
きゅう太郎

課長、なんだか身に覚えがあることが沢山あって、ザワザワしてきました。

ごん太
ごん太

では、どう行動するか?具体的な内容をお話ししますね。

「逃げたい気持ち」を分解する3ステップ

STEP1.朝にタスクを”棚卸”する時間を持つ

朝は思考がクリアで感情に引っ張られにくい。

「どのタスクが気になる?」「止まっている理由は何?」と内省する時間をつくることで、自分の”逃げポイント”が見えてきます。

STEP2.”逃げたい気持ち”を書き出してみる

「できる自信がない」「間違えたくない」「評価されたい」などの感情を紙に書き出すと、意外と漠然とした不安が具体化され、向き合いやすくなります。

きゅう太郎
きゅう太郎

自分が”できる人”って思われたくて、チャレンジ精神を忘れてたかも…

ごん太
ごん太

他人の目を気にしすぎないで、もっと自分の価値に気付いてください。

参考になる記事を紹介しますね。

 

STEP3.他人の力を借りるのは、”逃げ”ではなく戦略

責任感が強い人ほど「自力で解決すべき」と考えがち。

でも、人に頼るのは甘えではありません。むしろ、成功率を上げる合理的な手段です。

  • 上司に「進め方が不安です」と伝える
  • 先輩に「似た経験ありますか?」と尋ねてみる
  • チームに「10分だけ意見ほしい」と助けを求める

上司や先輩に一言「相談したい」で、次の一歩がグッと軽くなります。

ごん太
ごん太

頭で色々考えて悩むより、紙に書き出すものいいですよ。

書いてみると、案外その悩みが小さく見えることもあります。

まとめ

先送り癖がある自分を責める必要はありません。

逃げたい気持ちがあるのは、人間として当然の反応。

でも、その奥にある「不安の正体」を見つめ、他人の力を借りながら、一歩ずつ進んでいけば、苦しみは徐々に解消されます。

明日はぜひ“棚卸しの10分”から始めてみてください。

ごん太
ごん太

迷ったとき、立ち止まってしまうと、そこから進めなくなりがちです。

”小さく進む”でいいんですよ。

きゅう太郎
きゅう太郎

わかりました。

教えてもらった3つのSTEPを頭にいれて、まずは資料の見出しだけでも書いてみます!